秩父地方には「小昼飯(こじゅはん)」という言葉があります。厳しい農作業の間にちょっと小腹を満たすためのおやつ、また七夕やお盆などで人が集まる時に簡単にできるお客様のお茶請けとして、各家庭でおばあちゃんや母親が作っていたものです。
昼夜を問わず行われるお蚕さんの仕事、山の斜面に張り付くように広がる畑での仕事、休む暇もない過酷な作業の間で食べるこの小昼飯が、唯一ほっとできるひとときだったのだろうと思います。
この炭酸饅頭も、秩父地方につたわる小昼飯のひとつです。お米がとれない秩父では、小麦粉を使ったうどん、まんじゅうが家庭の味だったようです。
さいたま市立浦和中学では学校給食に、この炭酸饅頭をだされたようです。
そのレシピを栄養士さんからいただきました。
| 《材料》10人分 |
| 薄力粉 |
200g |
| ベーキングパウダー |
7g |
| 上白糖 |
10g |
| 水 |
30cc |
| 調理用牛乳 |
30cc |
| たまご |
1/2個 |
| 油 |
小さじ1 |
| 酢 |
少々 |
| あずき(つぶ) |
450g |
| 薄力粉 |
少々(手粉用) |
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| ≪作り方≫
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- 小麦粉とベーキングパウダーを混ぜて振るう
- 砂糖、水、卵、牛乳、油、酢を混ぜておく
- 小豆はひとつずつ団子に丸める
- 1.2を混ぜてラップをし保冷30分おく ※かなりゆるいが粉を混ぜないようにする。
- 生地を一人分とり、手で広げあんこを包んで丸め、紙の上にのせる
※この時、手粉をいっぱいつけないとべとべとする
- 蒸し器にふきんを敷き15分蒸す。
(栄養士さんから一言)
ベーキングパウダーの代わりに重曹を使うと「炭酸まんじゅう」になり、独特の風味と茶色がかった色になります。
生徒はこちらの「すまんじゅう」の方が食べやすいようです。
私は地域のお菓子屋さんに「甘さ控えめ」と言ってあんこを作ってもらいました。
時間があれば小豆を煮るといいですが、自分で煮ると煮てさますまで2時間時間かかります。その上柔らかめなので包みづらいです。
「このおまんじゅうなら10個食べてもいい」と、ある先生に絶賛されました。
私も売り物になるなぁと感激しました。
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